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7月の星雲・星団と星座
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待ちに待った梅雨明けもまじか。年によっては15日に梅雨明けの可能性もあります。
大都会では暑苦しい真夏の季節。清里高原では都会の暑さが信じられない涼しさ。
昔から言った「梅雨明け一週間」梅雨が空けた日から一週間から十日間位、星が見えるいい日が続きます。
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7月15日の月齢2。梅雨明けのこともありますので今暫らくの辛抱。14日以降が天体観測に向いています
みずがめ座流星群極大日7月29日およその期間7月14日〜8月14日
極大日の月齢はさいこうんに良い日ですね。
ペルセウス流星群極大日8月12日およその期間7月21日〜8月19日
極大日の月齢はよくありません。でもこの流星群は早いうちから結構明るい流星が流れますよ
天の川を肉眼で見るなら7月16日以降十分見る事が可能です。
南中時にさそりの全体が見えて壮観です遅い時間でもまた時期がずれてもさそりの南中は見ごたえがあります。
夏の三角はダイナミックそのものです。
月(月の出・月没・輝面率・月の位置等)の関係から天体観測に適しているのは7月3日以降から9日頃まででしょうか。
月があれば、完全に天体観測不可能ではありませんが、より良い天体観測をしていただくには月の明るさは重要はポイントです。ただ空気温乾燥度が良ければ満月前後でも、想像以上に天体観測が楽しめます。
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下の写真は2016年の写真です。 |
7月31日の清里の星空の様子 |
7月31日
20時10分、西はかなり晴れている。木星が未だ見えている。北斗七星が見えて、北極星が見え、こぐま座β・γが見える。南はさそり座が南中を少し過ぎている。夏の三角見えているが一部雲が掛かっている。白鳥サドルの周りの円形10個は見える。遠雷が激しく、危険を感じる。20時50分には西の一部を残して殆どベタ曇りに近い状態。21時10分、天気はかなり悪い。天頂ベガ滲んでいる。南はまだ角は火星だけか。天気予報では雨の心配はないかも知れないが、実感としてもう天体観測無理。22時10分、火星しか見えないほぼベタ曇り。22時20分、南東にフォーマルハウトが昇ってきている様子。が後はベタ曇り。此のまま続けてもほぼベタ雲りと同様の写真の連続だけになるので、22時30分写真で打ち切り。24時は全くのベタ曇りの空。
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7月31日の星空の写真 |
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20時10分 20時20分 20時30分
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20時40分 20時50分 21時00分
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7月31日の写真の様子(データー) |
ISO感度3200 F2.8 露光時間30秒
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7月30日の清里の星空の様子 |
7月30日
16時過ぎから、ゆうだち性のかなり激しい雨。17時40分頃にようやく殆ど止む。此れでかえって晴れ間が出るかも知れないが青空は見えない。何度か僅かな雨粒を感じたり全くなかったり。星は雲の切れ目から見えるかと思えば直ぐに消える。22時10分から急に晴れ出した。直ぐに天の川が見え始めた。急ぎ天体観測の準備。24時過ぎまで天体観測。あまり透明度は良くない。シーイングも悪かった。水蒸気が多く、満足のいく天の川が撮れる状態ではなかったようです。
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7月30日の星空の写真 |
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20時40分 20時50分 21時00分
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7月30日の写真の様子(データー) |
ISO感度3200 F2.8 露光時間30秒
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7月29日の清里の星空の様子 |
7月29日
18時、ベタ曇り。18時20分、急に激しい雨。激しい雨はしばらく続いたが、小雨になる。19時20分にはほぼ止んでいたが空はベタ曇り。雲の隙間がありそうな様子。しばらく見守る必要がありそう。20時30分、雨粒はほんの僅かに感じる。空は均一な曇り様で雲の隙間はない。星は全く見えない。21時40分、ベタ曇り。雨は止んでいる22時20分、全く変化のないベタ曇り。南の雲を見るとかなり低い。ベタ曇りのまま24時に至る。
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7月28日の清里の星空の様子 |
7月28日
今日、梅雨明け宣言があった。昼間各所に青空が見えていた。今日こそ天体観測と構える。が19時にはベタ曇り。雲の隙間は何処にもない。20時になっても空は真っ暗北西方面の光源もない。21時になってますます暗くなる。22時40分頃庭を50mばかり歩いていると、僅かに雨粒感じるのだが、気の性かなであった。23時激しい降り方。激しい降り方は30分とは続かなかったが23時30分頃には小降りだが雨。そのまま24時に至る。途中21時頃に写真を撮ってみようかなと考えたが、カメラ構えず正解。2日間泊まった女子学生さんの団体御気の毒にである。
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7月27日の星空の写真 |
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22時00分 22時10分 22時50分
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7月27日の写真の様子(データー) |
ISO感度3200 F2.8 露光時間30秒
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7月26日の清里の星空の様子 |
7月26日
14時現在昨夜からの雨が降り続け。15時頃、萌黄の村辺りから上は霧。18時30分頃からかなり強い雨が降り出した。が19時30分には小雨になっていた。20時も小雨。20時30分、激しい雨降り続く。23時20分雨は降り続く。そのまま24時まで雨。
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7月25日の清里の星空の様子 |
7月25日
昼間は幾らか晴れ間もある程。18時にはベタ曇り。19時頃から小雨。ドームの中にある間に激しさ増す。が21時には小降り。がまた22時30分には本降り。23時20分には小降り。この後も本降りのなったり、やや弱くなったりで24時に至る。
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7月24日の清里の星空の様子 |
7月24日
17時過ぎ幾らか雨粒を感じたが、以降雨粒を感じる事なく、ベタ曇りで、変化なく24時に至る。何度見ても同じ曇り方。
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7月23日の清里の星空の様子 |
7月23日
20時、ベタ曇り。雲は均一で濃く低い。21時、同じくベタ曇り。東の空にはもうそろそろ月が出て來る頃で、少しは明るさが出てもいいはずが、全く明るさはかわらない。22時、少し前から雨が本格的に降り出した。23時、雨は弱くなっているが、雨の空。23時50分、雨は弱く霧が発生している。24時なっても変わらず弱い雨と霧。
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7月22日の清里の星空の様子 |
7月22日
19時、弱い雨。20時、雨。21時も雨。22時弱い雨。23時、雨は少し強くなってきた。23時40分、雨は少し強くて霧も出てきている。そのまま24時に至る。
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7月21日の清里の星空の様子 |
7月21日
17時過ぎに、雨粒感じる。18時15分頃から本格的な雨。19時14分から激しい雨になる。ゲリラ豪雨の様な降り方は7,8分間だけ。その後は強めの雨で本格的に降っている。20時現在も本降りの雨。20時30分も同じく本降りの雨。21時20分、雨は小降りになっている。21時30分、又本降り。22時10分、本降りの雨のまま、本降りの中でも強い雨。その後も強弱がるものの雨は降り続け24時に至る
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7月21日の星空の写真 |
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21時10分 |
雨が降っている時以外はずーっとこのような空
7月21日の写真の様子(データー) |
ISO感度3200 F2.8 露光時間30秒
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7月20日の清里の星空の様子 |
7月20日
19時50分、雨がポツポツ降り始めている。20時10分頃から本格的に雨が降り出す。20時40分、雨は殆ど止んでいる。僅かに雨粒感じる程度。21時、雨は止んでいる。が東の空は特に雲が濃く月が何処にあるか、およその見当すらつかない。確かに雨は止んでいるが、とてもではないが、全天カメラ構える気が起きない。危険すぎるカメラ。21時08分、雨は完全に止んでいるが、かなり低い雲で均一なベタ曇り試に21時10分の画像を撮る。21時40分、ベタ曇りの具合は全く変わりない。22時10分、天気予報は雨だが、全く月の凡その在り処さえ分からないベタ曇り。22時55分、弱い雨。23時15分、引き続き弱い雨。23時30分、やや弱い雨になっている。23時45分、弱い雨のまま。そのまま24時に至る。
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7月19日の清里の星空の様子 |
7月19日
20時28分、月の方角だけ大きく晴れている。この晴れている領域以外にも星が見えるが数が少なすぎて何の星か判らない。21時25分、東半分は大方晴れている。が肉眼で見える星は夏の三角とサドルだけ。でいて北極星は2等星なのに見えている。サドルの周りの円形は三つしか見えない。兎に角月が明るい。月の真下南東の空には雲の塊がありい、いて座が見えない少し離れたところに星一つ。これだけ月に近ければ雲と月の愛仇がかなりあいているが、星は見えないかも双眼鏡でも。21時40分、雲の位置がかなり変わってきた。東の低い空からみなみのそらにmわり西は高い地まで雲がある天頂付近は晴れている北斗七星柄の所が見えて、アークトゥルスがはっきり見える。写真の画像天頂付近のベガがかなり目立つ。22時45分、またもや月が晴れている所にドッカリでている。雲は南から西へまわり北にある。兎に角月が明るくどうしようもなし。23時05分、先程と変わらず雲が南から西を回り北に低い位置にたまっている。が火星と土星が見えている。晴れている所でも星は月の明かりに負けて肉眼では僅かしか見えなく、雲の写真を撮っているだけになる。23時45分、雲が西からどんどん流れてきている東の空ももう晴れの領域ではない。双眼鏡でカシオペヤを見ていると5等級以下の星が見えている様子。雲は全天に散らばっている。
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7月19日の星空の写真 |
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20時40分 20時50分 21時00分
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7月19日の写真の様子(データー) |
ISO感度800 F2.8 露光時間30秒
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7月18日の清里の星空の様子 |
7月18日
20時、殆どベタ曇り。時より月が顔を出すが、天気予報では何時雷雨が降り出すか判らない、ある種の天気予報によっては雨の降りっぱなし。雲が幾らか切れ始め僅な隙間が出始めたのは21時50分頃。急激には晴れ始めたのは22時10分頃から22時20分には西と南の僅か雲を残し雲量2程度までになり天頂のベガを筆頭に目立つ星が見えているカシオペヤの一部。北斗七星の一部が月の明るさに押され、全部ではないが見える。夏の三角もサドル程度までは見肉眼で見える。双眼鏡を使えばかなりの星が見える。がほぼ全天を見せていたのはほんの少しの間。22時40分には雲が70%まで増えて23時には東の低い空に僅かな雲の切れ目がありそうがんきょうでだが巣僅かな星星座が特定できない。北西のも幾らかの雲の切れ目がある程度。23時30分頃から東の空きが多くなり、24時には天頂から北西方面に雲の隙間の多い雲を残し晴れ始めている雲量4程度か。結果雨は全く降らない。
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7月18日の星空の写真 |
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20時40分 20時50分 21時00分
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7月18日の写真の様子(データー) |
ISO感度800 F2.8 露光時間30秒
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7月17日の清里の星空の様子 |
7月17日
19時28分、月は朧月ながらかなりはっきり見えている。ほぼ曇りなので空全体雲が掛かっている。20時10分、月も見えない曇り空。雲には濃淡あり。雲の切れ目が出るかも知れない。が雨が心配。21時15分、月が見えていたが直ぐ見えなくなる。21時35分月が見えたり見えなく双眼鏡で探してみるとベタ曇りではなく、北北西から北西にかけて僅かに星が見えるこぐま座のβ・γかすこいしゃなれ北斗七星の一部が確かに見えているミザールアルコルが見えている。写真に写るかどうかは怪しいが。22時35分、天頂から東に晴れ間が出ていて、デネブが見えてサドルが見えるデネブの側の星がかなり見える。カシオペヤの当たりも見えるISO感度が高過ぎ星が写らず飛んでいる様子。星が見えだしたのは21時過ぎから23時頃まで。後は殆どベタ曇り。
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7月17日の星空の写真 |
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7月17日の写真の様子(データー) |
21時10分〜22時40分まで ISO感度1600 F2.8 露光時間30秒
22時50分 ISO感度1600 F2.8 露光時間30秒
22時50分 ISO感度1000 F2.8 露光時間30秒
23時00分 ISO感度 800 F2.8 露光時間30秒
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2016年7月の天体観測の対象 |
金星 |
宵の明星。−4.1 |
木星 |
木星の観測には適しています。 |
土星 |
最適に近づいてます。
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火星 |
今年の火星は15年ぶりの大接近最適
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アルクトゥールス |
全天で4番目に明るいオレンジ色の巨星 和名麦星 |
スピカ |
おとめ座の主星 和名真珠星。春の星ですがまだ見えます。 |
ミザールとアルコル |
肉眼二重星。望遠鏡で見ると四重星。ミザールには観ようによって可愛い伴星あり。
この伴星とミザールは実視連星。 |
メグレズ |
北斗七星で折れ曲がった所の3.32等級これが肉眼でハッキリと確認できれば今日の観測は面白いとの目安。 |
コールカロリ |
チャールズの心臓 二重星 色は白と青。青い色が少々冷たい感じで不気味かもしれません。2.9等級と5.5等級の組み合わせ。 |
レグルス |
しし座の主星ですが、この時期はかすんで、地平線に没寸前 |
ベガ |
織姫星。かなり高い位置です。全天で5番目の明るさの名に恥じない恒星。
夏の三角形の一つ。 |
アルタイル |
彦星。夏の三角形の一つ |
デネブ |
白鳥座の尻尾の星。夏の三角形の一つ。これで夏休みの宿題、一つ完 |
アルビレオ |
白鳥座の頭。全天で最も美しい二重星の一つ。いよいよこの星が美しく見える季節です。宮沢賢治の銀河鉄道の夜の「第九章ジョバンニの切符」に記述あり。 |
アンタレス |
さそり座の主星。赤色超巨星。これも夏の主役でしょうか。名前の由来に恥じない赤さが際立つ。 |
M3 |
猟犬座の球状星団。これも星団らしく分離させましょう。 |
M13 |
この球状星団の季節が来ました。星団らしく恒星を分離して見ないと球状星団の醍醐味は半減。この付近の緯度ではこの球状星団が一番ダイナミック。下旬になれば観測の前半がお勧め。 |
M4 |
南中高度28度くらい。視直径の大きな球状星団でM13との対比が面白い。 |
M57 |
この季節です。惑星状星雲。本当にドーナツ状に確かに見えます。 |
M5 |
へび座の球状星団 M13に眼を奪われて忘れがち。 |
M20(三裂星雲) |
散光星雲 遅い時間の方が良いでしょう。 |
M8(干潟星雲) |
これも散光星雲 遅い時間の方良いでしょう。 |
M11 |
これまた遅い時間の方がダイナミックです。これも見方工夫で『なるほど!』です。
散開星団(200個位の星で構成されている) |
M27(亜鈴状星雲) |
太陽系に近い惑星状星雲。M57より視直径がはるかに大きい。 |
M24 |
いて座のスタークラウド 銀河の中心付近。この周りには、とてつもなく沢山の星団・星雲があります。 |
M7 |
さそり座の散開星団。大きさかと明るさから双眼鏡向き |
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etc.
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2013 年7月15日午後9時頃のスケッチブック付近の夜空の星座と惑星
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THESKY Ver5 TenmonGuide.skyファイルより
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7月15日午後8時頃のスケッチブック付近の夜空にあるメシエ天体
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THESKY Ver5 Nomal.skyファイルより
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