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KIYOSATO SKETCH BOOK
 










8月の星雲・星団と星座
 スケッチブックの前の畑のトウモロコシがグンと大きくなってます。たての道にはとマリーゴールド。スケッチブックの庭にはダリアが見事に咲いているでしょう。都会では毎日のように真夏日を記録するでしょうが、清里のこの付近まで来ると最高気温が30度を超える事がめったにありません。星と云えば夏を想像されるようですが何故でしょうか?やはり夏の天の川の醍醐味と、夏の大三角、さそりに射手座など、一度目にすると忘れられない天体があるせいでしょうか?

2017年8月15日頃に観測する惑星・恒星・星雲・星団

月齢28。転貸観測には12日以降が単体観測に向いています。。
月齢から考えて天体観測に向いてるのは付き始めから月末はもう月が明るすぎます。ペルセウス流星群。およその期間7月22日から8月19日まで。極大日8月13日月の加減は極大日には余り良くありません。但し夏の夜の事なので遅いお時間観測するには気持ちいいかも知れませんね。かなり好条件ですね。


「流れ星見たことないのですが」の言葉聞き始めた時はこっちがビックリ。
そうなのでしょうね?天の川も鑑賞する方法を少し工夫すれば「凄い!☆」の感想を言ってもらえる準備絶えずしています。



                 
8月9日の清里の星空の様子

8月9日

18時すでにベタ曇り。そのままズーットベタ曇りでしたが、ベタ曇りの写真を一枚だけでも撮っておこうかと思っていました。が22時になって『天頂に星一個見えるよ』と謂う。『エッ』急いで全天カメラの準備。22時10分から撮影。ほぼベタ曇りの中に雲の切れ目が何箇所もある。コートの中で早い時間から撮影の準備をされていたお客様。『頑張るな!』と簡単に考えていたが、何んと22時40分頃から、北から西方面に鱗雲が残り、北東から南西に天の川がうっすらと見える。北の雲がちょっと増えたがら、天の川がうっすらと見える空でした。確かに地上を走る車のライトが水蒸気の多いことが判る状態でしたがこれだけ見えれば、夏休みの良い思い出になったのではと思われます。夜中過ぎまで撮影されていたお客様の話では24時過ぎて空はどんどん良くなってきたそうです。

.8月9日の清里の星空の様子
.
 
     22時10分            22時20分               22時30分    
 
     22時40分            22時50分               23時00分    
 、雲を少し残しながら
     23時10分            23時20分               23時30分    
 
     23時40分            23時50分               24時00分    
8月9日の写真の様子(データー)

 ISO感度3200 F2.8 露光時間30秒



8月8日の清里の星空の様子

8月8日

19時40分頃から天体観測。空全体にうす雲が多いが。まだ月は十分天体観測は無論、撮影にも耐えうる位置にある。がM13に向けるがかなり雲が濃いと判断できる状態である。M51も腕が薄い状態でしか撮影が出来なく、眼視で見るのがやっと二つの光芒が見える程度に落ちてきた空の状態。薄雲がやや濃くなってきた。アルビレオやベガを見るが視るが、光が弱い。21時頃から2回目の観測。南の空の薄雲はまだ昨夜より薄いので、M20M8が辛うじて視え、写真にも写っているのがギリギリの状態であった。が薄雲はだんだん濃くなってきた。少し粘って観測をするが限界を感じる21時30分過ぎ頃に一旦休憩に入り、回復を待つ。が22時40分頃から再開する観測はかなり困難なもの。昨夜見落としたM27を視るが大勢の中には運が悪く薄雲が掛かりやっと見える状態。が写真ではあきらかにM27有る事が判る。M11は眼視でもわかり写真でもしっかり写る。が後は殆ど肉眼で見るのは1,2等級が所々に確認できる程度。M15を入れてみるが、元々マイナーな球状星団。昨夜見たM13を視た人たちには、何を見ているか判らないであろう。鏡筒を観点させてしまったのでさつえいには位置が悪い。仕方なく側のペガサスのエニフで眼視の鏡筒と撮影の鏡筒の軸を合わせる。撮影ではこの程度でしかうつらないだろうとの予想どおり。時間がかかるばかりの、ベタ曇りではないが薄雲濃く24時近くにやっと観測終了断念。せめてh−χを視たかったのにでした。

8月8日の星空の写真
     20時10分           20時20分            20時30分                              
     20時40分           20時50分            21時00分                              
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     21時10分            21時20分               21時30分     
 
     21時40分            21時50分               22時00分    
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     22時10分            22時20分               22時30分    
 
     22時40分            22時50分               23時00分    
 
     23時10分            23時20分               23時30分    
 
     23時40分            23時50分               24時00分    
8月8日の写真の様子(データー)

 ISO感度3200 F2.8 露光時間30秒



8月7日の清里の星空の様子

8月7日

18時20分、北西の空が曇っている。八ヶ岳は一部隠れているが大方の稜線見える。っ北西以外の空は概ね晴れているが、雲がある。19時50分、天気予報とは多少外れ空全体に薄雲が多い。月に合わせるがどうみても朧月以下か。土星は多少雲があるせいか高倍率でも綺麗に見える。M13が明らかに見え良くなってきた。がM51に対象変えるが、写真での腕の出方が弱い。肉眼でも存在を確認出来る人は初心者には少ない。ミザールの伴星の分離がかなり良い。多分薄雲の為か。雲が少なくなってきて、天の川が確認出来る様になってきた天頂付近にあるM57はかなり見え方も良く写真写りも良い。鏡筒が垂直に近いのが悪いのか?3分間追いきれない。アルビレオ好調。薄雲はかなり減ったが、濃いうねった雲はなかなか消えない。24時近くになって雲がようやく南東の低い空に押し込められてきた。ほぼ満天の星。

8月7日の星空の写真
     20時10分           20時20分            20時30分                              
     20時40分           20時50分            21時00分                              
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     21時10分            21時20分               21時30分     
 
     21時40分            21時50分               22時00分    
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     22時10分            22時20分               22時30分    
 
     22時40分            22時50分               23時00分    
 
     23時10分            23時20分               23時30分    
 
     23時40分            23時50分               24時00分    
8月7日の写真の様子(データー)

 ISO感度3200 F2.8 露光時間30秒



8月6日の清里の星空の様子

8月6日

20時30分少々前良い天体観測開始。ひがしのそらはひくいそらまではれているがそれ以外三方向は低い空、多少雲がある。が天の川はすでに見えている。M8M20で正確なピント合わせをしようとするが見えない。いきなりM51.透明度が今一つ。空全体晴れているように見えるが、どうも所々にうす雲がある。が天の川見えて、どうにか天体観測は行える。天体写真は難しそう。結果22時40分過ぎまで天体観測南から雲が押し寄せてきた。すぐ又晴れの領域が大半だったが南はダメ。頼みの綱の北も日周運動撮影を駄目にする雲が東から押し寄せてくる。満天の星には今一歩たりない空だった。が良く晴れた方でもある。

8月6日の星空の写真
     20時10分           20時20分            20時30分                              
     20時40分           20時50分            21時00分                              
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     21時10分            21時20分               21時30分     
     21時40分            21時50分               22時00分    
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     22時10分            22時20分               22時30分    
 
     22時40分            22時50分               23時00分    
 
     23時10分            23時20分               23時30分    
 
     23時40分            23時50分               24時00分    
8月6日の写真の様子(データー)

 ISO感度3200 F2.8 露光時間30秒




8月5の清里の星空の様子

8月5日

19時、ベタ曇り。昼な青空が見えていたのに、確実にベタ具rもいになっている。仕方なく、レクチャーに変更。21時頃土星が見えているのとの話で外に出るが、ドーム開けても瞬間の土星とアンタレスと火星。望遠鏡の説明。この後22時過ぎに夏の三角が見えた瞬間もあったが、概ねベタ曇りに近かった。が日が明けて6日のなると、徐々に晴れ出し02時には天の川が見える程になったそうです。


8月5日の星空の写真
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    20時50分             21時00分            21時10分
                                                    
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    21時20分             21時30分            
                                                    



8月5日の写真の様子(データー)

 ISO感度3200 F2.8 露光時間30秒




8月4日の清里の星空の様子

8月4日

18時現在、ベタ曇り。18時30分、天頂から少し東に寄った所に極僅か青空が見える。19時30分、ベタ曇り。20時30分より、ドーム内の説明を簡単に行う。ドームから退出した後、瞬間星見える。全天カメラで撮った写真の中に微かに僅か三つ程星がかすかに写っている写真有。ベタ曇りと判断して撮影を止めたが、観測の体制をとって居る生徒さんたちは何度か瞬間微かにカシオペヤやけフェウスを見たりしていた様子。どれもこれも僅かに瞬間だけだった様子。夜中過ぎ01時30分頃からかなり空は抜けて観測が出来たそうです。02時30分には天の川が見えたそうです。


8月4日の星空の写真
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    21時10分             21時20分            21時30分
                                                    



8月4日の写真の様子(データー)

 ISO感度3200 F2.8 露光時間30秒



8月3日の清里の星空の様子

8月3日

18時台雷雨。激しい雨。19時になっても雨は止まない。稲光残る。20時になって雨は止んでいるがベタ曇り。21時、ベタ曇り。22時20分北杜市大雨警報解除。23時、全く星の見え様の無いベタ曇り。回復もないだろう。

 


8月2日の清里の星空の様子

8月2日

19時05分、ベタ曇り。雲は均一な曇り様で隙間がない。19時20分、雷鳴聞こえる。がまだ遠い。19時28分雨が降っている。19時32分頃には雨が強くなってきた。以降雨はかなり激しく降り続く、時として弱く降る時もあったが大方は激しい。22時40分現在も激しい降り方。23時45分も雨。


8月1日の清里の星空の様子

8月1日

12時きっかりに小雨降る。此れを皮切りに、雷雨性の雨が降ったり止んだり。ドームを開けていいのかどうか、とてもではないが危険が一杯。16時30分頃から雨は止んでいる。が空はベタ曇り。雲は分厚い。ただ今17時32分、雨は止んだまま。が空は分厚い雲でベタ曇り。17時38分、再び雨。18時15分現在雨は本降り状態で降り続いる。19時05分、雨は殆ど止んでいるがベタ曇りのまま。19時20分、手を広げ70mばかり歩いてほんの僅か感じる雨粒。権現岳くらいであろう上に僅かに雲の隙間があるかもの空。天体観測は無理かなの空。19時44分、また本格的に降ってきた21時14分、降り続く雨。22時30分、雨は止んでいる。星が見えそうで見えない夜空。双眼鏡を使って全天眺めたが星は見えない。22時50分また雨が降ってきた。23時、雨は止ん映るように感じる。雲の切れ目がありそうな空。双眼鏡で眺めまわすが星は見えない。そのうちまた雨粒を幾らか感じる。23時35分、南の地平線近くを通るジョット機のライトが時々見えるが、殆どベタ曇りで星は見えない。



2016年8月の天体観測の対象の様子

                          
金星 宵の明星として見れます。−3.9等級
木星 不向きです。薄明の終了をむかえて無い時間で見つけられたら幸です。
土星 夏は気流が良いので地平線近くの土星も観測の対象。へびつかい座に居ます。
アルクトゥールス 全天で4番目に明るいオレンジ色の巨星
ミザールとアルコル 北斗七星にある肉眼二重星。実は四重星。ミザールには可愛い伴星があります。
ミザールと伴星は実視連星。
コールカロリ チャールズの心臓 りょうけん座にある冷たい感じの二重星。
アルビレオとの比較が面白い。
ベガ 全天で5番目に明るい(0等級)恒星。 白っぽい星。「天空のダイヤモンド」と勝手に言ってますが、初めて望遠鏡で天体観測をされる方には、結構受けています。宝石の好きな方には「ブリリアントカットだ」と人気です。印象の強い観測対象です。
夏の三角形の一つ。(約25光年の距離)
アルタイル わし座の主星 夏の三角形のひとつ(約27光年)
デネブ  白鳥座の主星。夏の三角の一つ(1800〜2000光年)
絶対等級を理解する為に夏の三角は好都合。
アルビレオ 全天で最も美しいと言われているといわれる二重星の一つ。 トパーズとサファイア
宝石にたとえたのは宮沢賢治が最初とか。
アンタレス さそり座の赤色巨星
M3 猟犬座の球状星団。これも星団らしく分離させましょう。ソロソロ
見納めか?
M13 星団らしく恒星を分離して見ないと球状星団の醍醐味は半減。この付近の緯度ではこの球状星団が一番ダイナミック。結構天候に左右されるのが残念ですが。
上手くいけば感動モノです
M4視直径の大きな球状星団 M13に眼を奪われて忘れがちだが、この緯度(北緯36度)まで来ると、寂しいかもしれないがこの季節には見ておきたい。
M57 この季節です。惑星状星雲。本当にドーナツ状に確かに見えます。
M5 へび座の球状星団 M13に眼を奪われて忘れがち。
M20(三裂星雲) 散光星雲 これはM8よりは難しい観測対象。
M8(干潟星雲) これも散光星雲接眼レンズひとつ違えばかなり面白い。中級者以上にはおおうけ
M11 これまた南中の時間をみて、ダイナミックに。サブスコープとメインで倍率を変えると非常に面白い。散開星団(200個位の星で構成されている)誰でも感動モノ
M27(亜鈴状星雲) 太陽系に近い惑星状星雲。M57より視直径はかなり大きい。
M24 いて座のスタークラウド 銀河の中心付近。この周りには、とてつもなく沢山の星団・星雲があります。
M7 さそり座の散開星団。大きさと明るさから双眼鏡向き? M6の方が望遠鏡向き。
M71 球状星団だけれど散開星団に近い。
M31 遅い時間・期間だと見え始める。アンドロメダ大銀河。
肉眼で見える最遠の天体。遅い時間だとドンドン見えてくる。
M52 遅い時間・期間に見え出す。これまた、天の川の中にあり、実に地味な星団これも2台の望遠鏡で見ると、良い観測対象になります。
 h−χ ペルセウスの二重星団 夏の終わり頃遅い時間だと是非見たい。.
 
etc.

2012年8月15日午後8時頃のスケッチブック付近の夜空の星座と惑星

詳しくは月刊天文ガイドのページを御覧下さい

8月15日午後8時頃のスケッチブック付近の夜空にあるメシエ天体

THESKY Ver5 Nomal.skyファイルより
Since April .6th .1998