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KIYOSATO SKETCH BOOK
 


4月の星雲・星団と星座
春の遅い清里高原にも、しっかり春の訪れを感じさせてくれる季節になりました。
この時期になると冬の星座はお別れでしょう。スケッチブックの前の畑の麦も見事な緑を見せてくれる頃です。さながら緑の絨毯。夜には北の空に眼を向けると東へと春の大曲線が眼に入ります。

2015年4月15日頃に観測する惑星・恒星・星雲・星団


この頃になると乙女座から髪座の大銀河群が高くあがって来ます。

月初めになると、真夜中を過ぎて午前2時頃になると東の空に、真夏の天の川が昇ってくるのが見えます。壮観そのものです。

こと座κ流星群
4月19日から23日 極大日4月22日


おとめ座流星群
4月14日から4月29日がおよその期間ですが極大日は25日頃月がかなり明るいです。
おとめ座流星群がありますがおよその期間4月14日から30日です。
但し極大日は26日。新月に近いので好条件です。

月齢から見て、天体観測に適しているのは今月始めから15日頃まで。27日以降


4月30日の清里の夜空の様子

4月30日

19時30分北東へから東に回り南東に低い空に雲あり。やがて西の低い空に雲が出てきてどうじに東の雲は子午線越えをして大部分雲が支配する。そんな中シリウスを入れてカペラをを見るM37・M36・38を見る。プレセペを見る瞬間もあり。木星は数人しか見れず。天体観測を諦める。時に20時35分位。21時30分には子午線を少し東に寄ったあたりから半分以下が曇っているだけ。が雲は直ぐ増える。北西の空30パーセントも満たない空に晴れて領域あり。23時には北西10%だけ晴れと言うより雲の切れ目有。晴れ出したんのは23時30分から。24時にはまた曇り24時30分にはほぼベタ雲りで一部に星が見えるだけ、天頂に

4月30日の夜空の写真
        
19時40分           19時50分            20時00分   
     20時10分           20時20分            20時30分                              
     20時40分           20時50分            21時00分                              
 
     21時10分            21時20分               21時30分     
 
     21時40分            21時50分               22時00分    
 
     22時10分            22時20分               22時30分    
 
     22時40分            22時50分               23時00分    
 
     23時10分            23時20分               23時30分    
 
     23時40分            23時50分               24時00分    
4月30日の写真の様子(データー)


  ISO感度3200 F2.8 露光時間30秒



4月29日の清里の夜空の様子

4月29日

朝から晴れ。昼間そこかしこに雲があったが、だんだん雲は減り、夕方には雲は皆無。20時05分、北西にほんの僅かな雲プレセペが双眼鏡でなら見える。まだ薄明か。ズーット雲が皆無だったのに、北西に極僅かな雲。プレセペ肉眼で見える。21時30分、悪戦苦闘、プレセペ撮影の小型赤道儀始動しだしたら、プレセペに雲が掛かっている。が雲らしい雲が掛かったのは21時20分から22時20分まで。それもほんの僅か。後は全天見事な全天快晴。夜半近くには東から夏の天の川が上がってくる。24時には肉眼でも天の川の存在が判る。もちろん写真にも綺麗に写っていました。

4月29日の夜空の写真
        
19時40分           19時50分            20時00分   
     20時10分           20時20分            20時30分                              
     20時40分           20時50分            21時00分                              
 
     21時10分            21時20分               21時30分     
 
     21時40分            21時50分               22時00分    
 
     22時10分            22時20分               22時30分    
 
     22時40分            22時50分               23時00分    
 
     23時10分            23時20分               23時30分    
 
     23時40分            23時50分               24時00分    
4月29日の写真の様子(データー)


  ISO感度3200 F2.8 露光時間30秒



4月28日の清里の夜空の様子

4月28日
朝から雨。小降りの雨で、時より止む。が夕方化の雨は降り止むことは無かった。時に本降りの雨で、霧が掛かったこともある。


4月27日の清里の夜空の様子

4月27日

昼間、太陽の位置さえ分からない濃い雲のベタ曇り。18時、ベタ曇りで星は見えそうにない。19時、雲は濃く濃淡はあるが、雲の隙間がありそうな気配は一切ない。20時、既に小雨が降っている。20時30分,本降りの雨。21時にはかなりきつい雨。この後雨は降り続け、時には強い雨もあり24時に至る。


4月26日の清里の夜空の様子

4月26日

19時02分、北西イガに見えている星はポルックッス・カストル・プロキオンと限られている。が北極星が見えている。20時03分、かなり見える星。ポルルックッス・カストル・馭者座のカペラ以外に四つプロキオン・木星・しし座の逆?・北斗七星・アークトゥルス・スピカかなり見えるプレセペが見えているのに、多く見える星空だが大方滲んでいる。20時53分南に見えるのはスピカ位。北はカペラが未だ見えている。北斗七星が見えるが、見える星かなり減っている。21時55分、ますます雲る方向。火星の輝きが弱い。木星も滲んでいる北極星・北斗七星が見えていいるが、光が弱い。出てきたばかりの北東のベガですら滲んでいる。特に南の空に雲が多い。月はまだ空に出てはいない様子。火星が見えるので直ぐであろうが。22時30分、北斗七星肉眼で全部は見えない。北極星も見えなくなり、月が見えるであろう位置まで西に向いて歩く。曇った稜線の上に月が出るであろう白い光芒が見える。かなり曇っている。23時05分、月はかなり雲にじゃ止まれはっきりした姿が見えない。24時、かなり回復した星空。月はハッキリした姿を現し。火星・アンタレス・土星が明確に見える。北斗七星や北極星が見えるまでに回復している。

4月26日の夜空の写真
        
19時40分           19時50分            20時00分   
     20時10分           20時20分            20時30分                              
     20時40分           20時50分            21時00分                              
 
     21時10分            21時20分               21時30分     
 
     21時40分            21時50分               22時00分    
 
     22時10分            22時20分               22時30分    
 
     22時10分            22時20分               22時30分    
 
     22時40分            22時50分               23時00分    
 
     23時10分            23時20分               23時30分    
 
     23時40分            23時50分               24時00分    
4月26日の写真の様子(データー)


  ISO感度1250 F2.8 露光時間30秒



4月25日の清里の夜空の様子

4月25日

昨日までの今日(25日夜)の天気予報では晴れであったが、今朝に出されていたの今夜(25日夜)の天気予報では曇りになっていた。今夜の月の出は21時02分。一枚くらいは写真が撮れる音持っていたが駄目かと諦めた。が19時25分、木星は滲んでいるがアークトゥルスが見える、スピカも。ふたご座ポルックス・カストル肉眼で見える。カペラも見える。北斗七星全部見えるが、木星ですら滲んでいるので写真には全くならない。レグルス他しし座の星を双眼鏡で南はダメでも天頂から北方面はそこそこ見える。驚いたのはプレセペである。散開星団がどうにか双眼鏡でらしく見える。20時25分、もう薄明は完全に終了しているのに、一時間前と見え方は変わらない。八ヶ岳の山小屋(旧赤岳石室)灯が見える。雲は高い位置にある様子。ジェット機のライト見える。高層が薄曇りで星が滲む。透明度は悪くなっている。21時55分月の影響が出ている。肉眼で見える星は木星とアークトゥルスくらい。双眼鏡で北斗七星追いかけるのがやっと。獅子座がどうにか5つほど見えるのとスピカがどうにか。西には星が見えない。22時30分、月がようやく出てきた。22時10分頃に見えてきた様子。月の形がつかめない。見える星はアークトゥルスと木星くらい。全天カメラの撮影は終了とする。24時の月の形判るが、木星が見当たらない。

4月20日の夜空の写真
        
19時40分           19時50分            20時00分   
     20時10分           20時20分            20時30分                              
     20時40分           20時50分            21時00分                              
 
     21時10分            21時20分               21時30分     
 
     21時40分            21時50分               22時00分    
 
     22時10分            22時20分               22時30分    
4月19日の写真の様子(データー)


  ISO感度1250 F2.8 露光時間30秒



4月24日の清里の夜空の様子

4月24日

18時30分には雨が降り出していた。時より強く降る雨。21時過ぎには霧も出始め、視界は300m以下。23時には霧は晴れたが、雨は降り続け。小雨が降ったまま24時に至る。


4月23日の清里の夜空の様子

4月23日

19時、ベタ曇り。夕方よりベタ曇りで変わりなし。20時、今日は十六夜の月。もう月が出ているはずなのに、月の凡その位置すら全く分からないベタ曇り。21時、かなり濃い雲だ月の在り処さえ分からない。22時、雲の濃さは均一でベタ曇り。23時曇りからは同様。月の位置は全く分からない。24時、ベタ曇りのままや範囲なる。


4月22日の清里の夜空の様子

4月22日

19時、ベタ曇り。夕方南の高度20度位の位置に長い帯状の雲の隙間があったが、夜になったらベタ曇り。雨の予報も出ている。20時もベタ曇り月の凡その位置すら判らない。今日は満月なのに。21時、かなり濃い曇り均一な曇り様で雨が心配。22時霧が濃く視界は300m以下。もっと視界は見通しが悪い23時30分には霧はかなり晴れているが1キロm先は見えていないから、霧は霧。そのまま24時至る。


4月21日の清里の夜空の様子

4月21日

13時30分頃から雨。昼から降った雨は、夜のなっても降りやむことはなく、降り続け。時にはかなり本降りで強く降る雨。何度も外を見るが雨続きであった。24時になっても雨は降っていました。


4月20日の清里の夜空の様子

4月20日

18時45分、雲は南が薄雲で北東にも雲がある。八ヶ岳方面にも雲がある。アークトゥルス・月・木星・シリウス・カペラが肉眼で見える。北極星や北斗七星は双眼鏡で見える。長い飛行機雲があるので、本格的に曇ってくるのは時間の問題。19時48分、西に雲が多い。真東から西南西に飛ぶジェット機から長い飛行機雲。プレセペはどうにか星団かなと双眼鏡で見える程度、。多分薄雲が掛かっていると判断。広い範囲で星は見えている。気象学的には晴れていると言って差し支えなし。20時55分、かなり雲が多くなってきた。月ですら雲に隠れそうになる。見える星は限られてきた。木星・プロキオン・ポルックス・カストル・アークトゥルス・レグルスが見え、カペラが見えないが北斗七星が見えている。北と西が駄目である。21時49分、もうベタ曇り。月すら隠れている凡その場所の見当は付くので出て來ることもあるだろう。50分に出てきて51分位は隠れる。この後はベタ曇りの連続と思われる。22時には完全にベタ曇りで月のある辺りにはかなり濃い雲が掛かり凡その位置すら判らない月。SDカード回収。24時なって本格的なベタ曇り雲はかなり濃い。

4月20日の夜空の写真
        
19時40分           19時50分            20時00分   
     20時10分           20時20分            20時30分                              
     20時40分           20時50分            21時00分                              
 
     21時10分            21時20分               21時30分     
 
     21時40分            21時50分               22時00分    
4月20日の写真の様子(データー)


  ISO感度800 F2.8 露光時間30秒




                                  
アルクトゥールス 全天で4番目に明るいオレンジ色の巨星 和名麦星
昔、これをアークトゥ-ルスと発音していましたが、どちらも正しいのでしょうね
スピカ おとめ座の主星 和名真珠星。
ミザールとアルコル 肉眼二重星.。三重星及び一連星。ミザールにくっついた離隔14″の伴星が可愛い。何時視ても印象的です。
 ミザールとアルコル ミザールには14″離れた伴星があり、これとは実視連星になっています。ミザール自身も又伴星自身も分光連星。。
メグレズ  北斗七星で折れ曲がった所の3.32等級これが肉眼でハッキリと確認できれば今日の観測は面白いとの目安。
コールカロリ チャールズの心臓 二重星  2.9等級と5.5等級の組み合わせ。冷たい感じがします。
かに座ι星 綺麗な二重星。夏の白鳥座のアルビレオが全天で一番美しい二重星ならこれは二番目でしょうか。小口径の望遠鏡でも観測可
レグルス しし座の1.4等級 7等級と11等級を伴った三重星 ラテン語で「小さな王」
デネボラ  レグルスを見たら、同じしし座のこの星も2.14等級
プロキオン ここまでくれば、色あせてくるでしょう。
ポルックス この双子の星も寂しげに見える。
カストル  
ベガ 夏の三角で最初に昇ってくる.。遅い時間まで待てば見えます。
金星 一応明けの明星 −3.9等級ですが観測には向いていません
土星 夜半過ぎになると高度が高くなります
 木星 観望好機
北の空に眼を向けましょう。大熊座・猟犬座が見えます。
M37 この気品のある散開星団も少しは気品を失うでしょう。
以前これを見て「クズダイヤね」と言われた方がいました。クズダイヤね?ダイヤには縁がないものね!!!
M67 この時期散開星団を見るのはこれが無難でしょう。散開星団としてはやや物足りないかもしれません。
M65 M66とNGC3628を同一視やに入れ見て、NGC3628の確認に挑戦。その後このNGC天体を冷却CCDカメラで見ればかなり面白い天体観測に納得。今月がこれを見逃してはならないと思います。下旬に入るとNGC3628は厳しいかもしれない。
M51 衝突銀河。これはやはり冷却CCDの独壇場。子もち星雲
M81 渦巻銀河M82とともに判りやすい銀河です。
M82 爆裂銀河 M81と いずれも比較的明るく、同一視野内に入る。
M3 猟犬座の球状星団。これも星団らしく分離させましょう。
M97 ふくろう星雲。透明度が良ければ確かにふくろうの顔に見える。
M108 視直径が大きいのに薄く、印象のある形状。
ω星団 からす座が上がってくればこの星団の季節。まさに球状星団の王様。南中高度僅か6.6度です。
M87 ウルトラマンの本当の故郷。乙女座銀河団の中でそれなりの意味を持つ
M104 ソンブレロ 名前の由来から乙女座銀河団の大看板か。  
M64 特異な形状からして、髪座の銀河団の名主 黒眼星雲
M83 眼視で存在がやっと確認できる程度です。、冷却CCDを使えば見事です。M101の方がダイナミックでしょう。結局冷却CCD頼みですが。
M13 遅い時間まで待って、しっかり恒星を分離して見たい、球状星団。M3を観るより、午後11時頃まで待ってみては?但し、シーイングの状態よければ9時半頃に観測可。
 M57 遅い時間まで待てば上がってきます。この惑星状星雲を見るなら、それなりの工夫はしたいです。
etc.
THESKY Ver5 TenmonGuide.skyファイルより
詳しくは月刊天文ガイドのページを御覧下さい

4月15日午後8時頃のスケッチブック付近の夜空にあるメシエ天体
THESKY Ver5 Nomal.skyファイルより
 
Since April .6th .1998