スケッチブックの天体望遠鏡当初は口径160o焦点距離1000mmの小口径のもので観測をしていました。
今のD350oF2100mmのを導入したのは91年7月19日。
それまでのドームはテレビのTBS局が大掛かりなドラマのロケをスケッチブックで慣行したおり、セットとして置いていった美術道具に我々夫婦と長男が大きく手を加え、ドームの機能を持つものとして、手作りに近い状態で完成させたものを使っていました。でもこのドームも当時から、高さ4m直径4mの本格的なものでした、図体だけは。
現在のドームは大型望遠鏡を導入した直ぐ後に、テレビにセットを改良したものからとって代わりました。 |
長い間天体観測は無料でやっていました。
スケッチブックには色んな設備があります。
ペンションでこれ程多種の設備を有している所は無いかも知れません。
大方の設備はどれも中途半端ではないでしょう。
どうしても、色んな目的でお越しになるお客様
元々、天体観測にさほど興味のない方は、私の解説が耳に入らない様子。ドームの中で天体望遠鏡の側で、雑談されるのが目的の様。本格的に観測したい方々にはいささか迷惑なようです。
一番困るのはアルコールが大量に入っておられる方。私どもの望遠鏡は大きいです。高い高度の天体を見るとき、170cmの脚立に登っていただく事になります。大量の飲酒で足元のおぼつかない方には危険です。「危険では」とご注意いたしましたら、「俺はそんなに柔じゃねー」のご返事。
結果、足を踏み外される。
またアルコールが大量に入ってられ方は、声が大きい。
真剣に観測しようとされる方々の表情の曇る様子は、暗くてもよく私には判ります。
大勢の人が、ドームの中に入ってこられました。中には天体観測に殆んど興味のない方の入場もございました。「無料ならチョット見てみよう」
殆んど冷やかしですね。
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色々思案し辿りついたのが、有料化です。
結果みごとに、本当に真剣に観測をしたい方々だけの入場となりました。
こちらも真剣になります。
ひとりだけの観望者の方に3時間くらいなった事もあります。真剣になりすぎるやも知れませんので、STOPをかけていただいたほうが良いと思われます
ただ望遠鏡を覗くだけの観測だと、天空にある星雲・星団の中の銀河や散光星雲・惑星状星雲をはじめて見られた方はガッカリされると思います。
メインの望遠鏡の眼視観測だけに終わらず、冷却CCDカメラでの観測をも行っています。
この冷却CCDカメラの観測はかなり面白いです。
望遠鏡を覗くだけより、別の世界が広がります。
どよめきと感嘆の声がします。
有名天体観測機材の販売店の店長でも感心される充実した観測会になります。
おそらく、これ程充実した観測会を行っている所も数少ないでしょう。それなりの時間を掛けられますので倍率をドンドン変えます。月・惑星はむろんのこと。二台の望遠鏡を同時に使い、
時としてマニア垂涎もののカメラレンズを通しての観測をする事があります
お金をいただくからには,本格的な観測会になってます。
22年のキャリアはそれなりのものにしてみるに十分でしょう。
観測機材の豊富さを推測下さい。
高価で豊富な機材を可能な限り使い、充実した観測会を行うよう努力をしています。今後もより一層機材を増やす努力をしてまいります。
良いものには、ほんの少しお金を出して頂けませんか?
チョットだけ望遠鏡を覗いてみた方、月と土星と木星位で良いから。
でしたら、大きな双眼鏡(40倍150mm・幅38cm長さ98cm)で好きなだけご覧下さい。
高校生・大学生の天文部の方たちに。ご自分達で望遠鏡を操作されてみたら如何でしょうか?ミードLX200・30cmに挑戦して下さい。
「これは500円では安いわ」のつぶやきも、しばしばあります。
またべつに「こんなに、見せてくれる所ないよ、絶対ないかね」とグループの人に説明されている方もいます。
(この人、公共の天文台(?)、私設の天文台(?????)と称する所を回り歩かれたのだ)と推測します。(貴方の天体観測の流浪の旅はペンションスケッチブックの天体観測会で終止符をうつでしょう。
私は、各所で開かれている天体観測と称するものの裏事情を知り過ぎたのかも知れません。私はマニアックでないと否定すれば否定するほど、恐怖の念で見られている自覚もあります。
別の視点に立ち、より馴染んで頂ける様、思索しています。近々に準備いたします。 |