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KIYOSATO SKETCH BOOK


説明の出来ない光
明かに星ではない
私には説明の出来ない。光の移動



               

2009年5月10日


5月10日。毎夜のこと星空の観察に外にでる。多分星はほとんど見えないとの判断で19時30分過ぎに外にでる。見えるのはアークトゥルスだけ。空全体に雲が覆っている。時間は19時40分過ぎ、ほぼ真南に明るい星(?)見える高度は30度くらい。
0等級くらいこの位置に明るい星なしやや明るくなり−2等級?移動しているようには見えず。この辺り(清里)では飛行物体(定期航空機)は大方東から西に向かう筈。急いで妻を呼ぶ。
あの「光なんだろう?」光度を増す。急いで双眼鏡を持ってくるように言う。
光は東に移動。すぐ消える。がまたスピカの下あたりで再び見える。双眼鏡で見るがやや面積のある程度の光、光度は−3〜−4等級。ジェット機のようなライトの点滅なし。すぐ消える。雲の性で消えるには雲が高すぎる。南東にジェット機の点滅見えるから。数秒で20度以上も移動するのなら超低空の夜間飛行空軍機かヘリコプターか?自衛隊の超低空飛行ならかなりの音(爆音)がする筈。もう一度消えるが今度はほぼ真東。光は明らかに暗く0等級くらい。双眼鏡で見るように促すが双眼鏡すら使い慣れていない妻は「エッ無理よ。でも光はまだ林の中に見えているよ」
わたしの携帯電話の時間確認。19時43分。説明の付かない光。空軍機の低空飛行でサーチライト(?)状のものをこちらに向けている。東に移動しているのにずっとコチラに向けている?ありえない。色はやや黄色みを帯びている。先日(5月2日?)も天体観測の時間帯のおわりに近い頃、真東に明るい光(星)見える。東の林の少し上。「あんな所に明るい星ないのにな」光度は1等級くらい。光まし−1等級程度ほとんど移動せず消える。
5月10日の光は軍用機の夜間飛行訓練かと思われる低空飛行でなければ起きない現象だが、聞こえるはずの爆音はなかった。
何年か前、観測の最中、東の空高度30度くらいに、光が上下左右ランダムに移動するのを見た。双眼鏡で眺めたが、飛行機のライトの点滅とは明かに違うものであった。この光と突然消えた。その付近には雲がなかった。
残念ながら、私には説明できない現象であった。
ただ、テレビで放映されている、昼間の未確認飛行物体は見た事はないが。





 

                   清里 ペンションスケッチブック 中口勝功
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